VRにおけるOculusの功績

Columns

VRにおけるOculusの功績

  • Experience Design
  • 2018.09.12

実は、Virtual Reality(VR)という概念自体はかなり以前から存在しており、基礎になっている仕組みは1960年代すでに存在していました。

1980年代にはコンピューターを用いた仮想現実への取り組みが行われるようになり、「VR」という言葉もこの時代に生まれました。

しかしながらコンピューターの性能が今と比べてとても非力であり、体験機材自体が非常に高額になるため、一般の人が触れるにはまだまだ「未来の技術」だったわけです。

それからもVRへの取り組みは各所で連綿と行われていたわけですが、2016年にVR市場に大きなイノベーションが起こりました。

そう、記憶に新しい「Oculus Rift」の登場です。
Oculus Riftの登場までVRヘッドセットは1台数百万円という、とても一般消費者には手を出せないものでしたが、Oculus RiftはハイスペックなPCが必要であるとはいえヘッドセット自体はおよそ10万円で手に入るという衝撃的なプロダクトでした。

その後HTC viveやSonyのPlaystation VRが発売されたことによって、VRがさらに身近なった2016年は、こういった理由で「VR元年」と呼ばれています。

そして2018年、VRにまた新たな時代の幕開けを感じさせるプロダクトが登場しました。
PCなどのホストマシンを必要としない、スタンドアロンHMDである「Oculus Go」です。しかも「23,800円から」という低価格で発売されたことで、一般消費者への普及とともに企業での導入ハードルも大きく下がりました。

まだまだ「VRは一部の物好きのためのもの」というイメージがありますが、すでに「どう活用するか」のアイデア次第で様々な使い道やメリットに結びつく条件が整っているのです。
世界中でゲームやエンターテイメントコンテンツ以外での活用法が研究開発されている今を経て、今後まったく新しい生活様式やビジネス現場が生まれてくることでしょう。

All Columns