視覚障がい者のスポーツを体感する

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視覚障がい者のスポーツを体感する

  • Experience Design
  • 2018.07.09

ゴールボールとは

リハビリテーションプログラムに端を発し、1946年に競技として紹介されたこのスポーツは、アイシェード(目隠し)を着用した1チーム3名の対戦形式でプレイ。中空で鈴入りのボールを転がすように投球し合い、味方のゴールを守りながら、相手ゴールにボールを入れて得点を狙う、というものです。

音でボールを捉える

一般の人がこのスポーツに参加すると、「動いているものを聴覚だけで捉える」という難しさに面食らうことになります。またゲームで使用されるボールは1.25kg。バスケットボール公式球の倍の重さがあるため、手や体にかなりの衝撃を受けることになります。

VRでどこまで再現できるか

SOOTHは、ゴールボールの特徴をVRで再現しました。
VR空間にコートとゴールを用意して、その中でユーザーの位置をトラッキング。重力の法則に従いながらランダムな軌道で弾んでくるボールを、手で止めたと判定するとコントローラーが振動します。

視覚健常者がコートやボールが見える状態でゲームをすれば、もちろん簡単に球を止めることができます。そののち視界は真っ暗になり、鈴とバウンドの「音」だけが頼りになると、このゲームの難しさに気づかされます。同時にゴールボールの選手のすごさを、身をもって感じることができるのです。

音が光のエフェクトとして見えるヒントや、視野が欠けた症状の再現も、オプションとして用意しています。

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